ひのき屋 - Hinokiya, the traveling band.
ひのき屋旅日記 フランス・エクサンプロバンス編
今回のツアーにはフランスのみ、ライターの原子さんが同行してくれた。「そろそろひのき屋の写真をカタチにしたいんだよねー」というカメラマンのエモトさんが原子さんを誘ってくれた。原子さんは私が「外国飲み」と呼ぶ、外国でのビールの飲み方(ゆっくりと一日中飲み続ける)に興味津々。「この飲み方、いいよねー」とえらく感心していた。
エクサンプロバンス。この街もまた2年前に来ている。飛行機での移動中には「エクサンプロバンスの街並みってどんなだったかなぁ」なんて思っていたが、街に降り立つとすぐに思い出した。エクサンプロバンスの街の中心には象徴的な噴水がある。この噴水を見た途端に近くの公衆電話で電話をかけたことや、「昨日ライブ見ました!」と声を掛けてくれた女の子のことなどが脳裏によみがえってきた。
ライブ会場は街の中心地からちょっと離れた公園。この日限りの特設ステージが設置されライブが行われる。暑い。暑い、アツイ、あつい! さすが南仏。前日のリヨンよりもはるかに暑い! そんな猛暑の中、音響・照明の仕込みが始まる。何事もそうだが、表に立つ人間よりも裏方の人間の方がずっと大変なものだ。それでいて喝采を受けるのはいつも表に立つ人間。裏方の人たちには本当に頭が下がる。
日差しが少し落ち着き幾分過ごしやすくなった頃、出演者が集まりリハーサルが始まる。リハーサル中、何度か発電機の電源が落ちる。一抹の不安。「これ、本番も落ちるってことだよねぇ…。」出演者一同、そんな覚悟を持って本番に挑む。
21時。「風のゴルモン」でライブがスタート。そして曲が終わった瞬間、電源が落ちた。マ、マジか? 1曲目からとは…。でも不思議なことに、こういうトラブルがあったときほどお客さんとの一体感が生まれてくるものだ。電源が落ちても演奏しつづける演奏者へのあたたかい拍手、生の音を聴こうと耳をそばだてるお客さん…。結局この日は終了まで、5回以上も電源が落ちるというライブになってしまったけれど、最後にはダブルアンコールまでかかり、興奮してステージに上がってきたお客さんがスタッフによって引きずりおろされるほどの盛り上がりとなった。

写真・エモトヒデユキ
ライブ終了後、楽器はトラックに積み込まれて次の国ベラルーシへ向かう。エクサンプロバンスからベラルーシ。日本列島を縦断出来るほどの距離。その距離をトラックの運ちゃんは1人で走ると言う。大丈夫か? 本当に着くのか? ま、信じるしかあるまい。しかし、悲しくもこの不安は見事に現実のものとなってしまうのだ。
ライブ会場は街の中心地からちょっと離れた公園。この日限りの特設ステージが設置されライブが行われる。暑い。暑い、アツイ、あつい! さすが南仏。前日のリヨンよりもはるかに暑い! そんな猛暑の中、音響・照明の仕込みが始まる。何事もそうだが、表に立つ人間よりも裏方の人間の方がずっと大変なものだ。それでいて喝采を受けるのはいつも表に立つ人間。裏方の人たちには本当に頭が下がる。
日差しが少し落ち着き幾分過ごしやすくなった頃、出演者が集まりリハーサルが始まる。リハーサル中、何度か発電機の電源が落ちる。一抹の不安。「これ、本番も落ちるってことだよねぇ…。」出演者一同、そんな覚悟を持って本番に挑む。
21時。「風のゴルモン」でライブがスタート。そして曲が終わった瞬間、電源が落ちた。マ、マジか? 1曲目からとは…。でも不思議なことに、こういうトラブルがあったときほどお客さんとの一体感が生まれてくるものだ。電源が落ちても演奏しつづける演奏者へのあたたかい拍手、生の音を聴こうと耳をそばだてるお客さん…。結局この日は終了まで、5回以上も電源が落ちるというライブになってしまったけれど、最後にはダブルアンコールまでかかり、興奮してステージに上がってきたお客さんがスタッフによって引きずりおろされるほどの盛り上がりとなった。
写真・エモトヒデユキ
ライブ終了後、楽器はトラックに積み込まれて次の国ベラルーシへ向かう。エクサンプロバンスからベラルーシ。日本列島を縦断出来るほどの距離。その距離をトラックの運ちゃんは1人で走ると言う。大丈夫か? 本当に着くのか? ま、信じるしかあるまい。しかし、悲しくもこの不安は見事に現実のものとなってしまうのだ。
2007年07月11日 ワタナベヒロシ より
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